目次
湯気の向こうから“知”が立ちのぼる
京島の銭湯「電気湯」は創業100年以上を誇り、住民たちの憩いの場として機能しています。その老舗銭湯が商店街の生魚店を改装。小さな書店 kamos(かもす) をプロデュースしました。場所はキラキラ橘商店街の一角。湯上がりにほてりを冷ましながらふらりと立ち寄れる距離感が魅力的です。

週3日だけ開く、特別な時間
営業日は 日曜・月曜・水曜の週3日、15:00〜21:00 です。開店日を絞ることで、棚の更新や地域とのコラボレーションに十分な時間を充てています。今後はキュレーターを招いたトークセッションや読書会も予定されています。本を通した対話がまちに染み出すような構想が進んでいるとのことです。
コンセプトは「周縁を覗く、社会をまなざす」
店内には哲学・文化人類学・ジェンダー・アート・社会運動などの書籍が並びます。「共生」や「他者性」を捉え直す一冊との出会いが、読者の視野を静かに揺さぶってくれます。


2ヵ月に一冊、専門家が届ける“知の定期便”――〈kamos選書〉
有料サブスクリプション 〈kamos選書〉 では、美学者の伊藤亜紗さん、アート集団 Chim↑Pom、哲学者の朱喜哲さんなど23組のキュレーターが年6冊(2ヵ月に1冊)の書籍と濃密な推薦レターが届きます。料金は1回 3,100〜4,800円(税込)。会員の方には店内トークや読書会への優先招待もあるとのこと。本をめくる時間が、専門家との対話へと滑らかにつながる仕掛けとなっています。

店舗情報
WEB:https://kamosbooks.studio.site/
Instagram:https://www.instagram.com/kamos_books/
ONLINESHOP:https://kamos.base.ec/
住所:〒131-0046 東京都墨田区京島3丁目48−1
営業日:
水曜日 15:00〜21:00
日曜日 15:00〜21:00
月曜日 15:00〜21:00