スモーカーたちの憩いの場——昭和フレーバー漂う喫茶店「コーヒーハウス シロウマ」

スモーカーたちの憩いの場——昭和フレーバー漂う喫茶店「コーヒーハウス シロウマ」

カテゴリ: すみだのお店

業平飲食店

目次

浅草通りと十間橋通りが交差する場所に佇む、昭和の香り漂う一軒

浅草通りと十間橋通りの交差点。その角に位置するのが「コーヒーハウス シロウマ」。自動販売機とたばこのネオンがこうこうと輝いています。一歩足を踏み入れれば、どこか懐かしい昭和の喫茶店の空気が広がります。

特徴的な外観の曲線は、もともと本屋だった名残だとか。「書籍を立てたときのイメージで建造されたんですよ」と店主が語るように、よく見るとハードカバーの本のようなフォルムを感じさせます。

うねりのある曲線が古い建築物にはめずらしい?

アーケード筐体×コーヒー=レトロの極み

店内のテーブルは、スタンダードな四角いものから、アーケードゲーム筐体をそのまま活用した席まで。画面の上にコーヒーカップを置きながら、タバコの煙をくゆらせる…そんな“昭和の贅沢”がここには残っています。

各テーブルには灰皿が完備され、タバコの販売まで行っているという徹底ぶり。もちろん全席喫煙OK。愛煙家にとっては、まさにオアシスのような存在です。

店内からも店の外からもたばこは購入できる
灰皿は各テーブルに置かれている
懐かしいアーケードテーブル筐体

シンプルだけど、完璧な味わい

お店に来たら、ぜひ味わってほしいのが喫茶店の定番メニュー、ナポリタン。どこか懐かしくて、心がホッとする一皿が、ここではまさに“理想形”で出てきます。もちもちのパスタに絡む、ほどよい甘さのケチャップソース。シャキッとしたピーマンの緑、ジューシーなウインナー、そして絶妙な茹で加減の麺が三位一体となり、これぞ喫茶店ナポリタン!と言いたくなる完成度。

うれしいのは、タバスコと粉チーズが一人ひとつずつサービスされること。途中で味変しながら、自分好みにカスタマイズできるのも昭和喫茶ならではの楽しみです。

メロンソーダを注文すると、炭酸の瓶が一本ついてくる。地元オリジナルの炭酸水を使用(興水舎)

店舗情報

場所:〒130-0002 東京都墨田区業平5丁目14−6

営業日:平日、土日8時~20時、祝日時間変更の可能性あり。

毛柴新発売
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