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すみだガラス市とは
「すみだガラス市」は錦糸町駅から徒歩五分圏内にある大横川親水公園長崎橋跡広場で開催されていました。毎年4月と10月、年2回行われるガラス製品の販売イベントです。10月5日(土)6日(日)の2日間行われました。
たまたま友人のSNS投稿で知ったイベントでしたが、魅力的なガラス器の数々に思わず胸が躍りました。雲行きが怪しい天候でしたが、かなりの人で賑わっていました。
ガラス市のはじまり
すみだガラス市は歴史が古く、平成4年に墨田区が提唱した「一から始める」運動に賛同して、一般社団法人 東部硝子工業会・ガラス同業市実施委員会に加盟するガラス製造各社が始めたことが起源だそうです。墨田区で開かれている唯一の市であり、ガラス器だけの市はここだけとのこと。
現場レポート
東京の地場産業としては、主に墨田、江東、江戸川区で手作りガラス工場が活躍しているそうです。イベントではそれらの工場の職人たちが作っているガラス器を展示販売していました。
各ブースでは、地元企業の名前を掲げ、消費者に職人技の魅力を存分に伝える姿が印象的でした。特別セールでは、正規価格よりも大幅に安く提供されたガラス食器や伝統的な江戸切子ガラスに、熱心なファンが次々と集まりました。
商品ラインナップは、日常使いできるシンプルなガラス器から、伝統工芸品まで幅広く、どれも魅力的でした。中でも、あるブースで見つけたコーヒーメーカーのキャニスターは、タイムセール価格が驚愕のAmazon価格の1/3!思わず手が伸び、散財してしまうのも無理はありません。
次回の開催は、来年4月を予定。見逃せないイベントです。意外な掘り出し物が見つかるかもしれないので、ぜひチェックしてみてください。
また、同日開催された錦糸公園での「すみだまつり・こどもまつり」も多くの家族連れで賑わい、会場間を行き来する人々で活気にあふれていました。