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ファミマこども食堂×防災ワークショップ
9月14日、ファミリーマート鐘ヶ淵駅前店の2階にあるイートインスペースで「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレンによるワークショップが実施されました。ファミマこども食堂は、こどもたちがファミマのイートインスペースを使って職業体験できるワークショップです。
今回は、普段のこども食堂に加えて、防災月間の9月にあわせてファミマが支援している公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」と共に防災についても学ぶイベントとなっています。
「ファミマこども食堂+セーブ・ザ・チルドレン」の概要については、こちらをご覧ください。
会場には子どもたち、親御様含めて19人が参加しており、スタートの10時前から続々と集まって賑わいをみせていました。ファミマのバーコード支払いアプリ「ファミペイ」のキャラクター「ファミッペ」の塗り絵をしながら開始時間がくるまでお行儀よく待ちます。
全員が揃うと、まずはファミリーマートやセーブ・ザ・チルドレンの指導員が自己紹介と体験プログラムについての紹介がありました。参加者の子どもたちも元気よくマイクを使ってあいさつしていました。
2時間で学ぶこども食堂
自己紹介が終わると、パンダさん班とうさぎさん班に別れて、まずは防災ワークショップから。さっそく防災リュックを確認しながら非常持ち出し商品について考えていきます。パンダさん班のリュックには飲料水が入っていませんでした。そこから防災リュックに何を買い足したらいいかみんなで悩んでいました。
レジ打ちや飲料補充を体験
イートインスペースのある2階から1階に降りると、防災リュックに必要な商品を選びつつ各班ごとに手分けして職業体験に移ります。商品選びは、子どもも親御さんも一緒になって吟味していました。
飲料補充では、関係者以外立ち入り禁止のバックヤードに入って、スタッフ直々に補充を行います。
レジ体験では、子どもたち同士で店員さんとお客さんを代わりばんこに担当。「レジ袋はいかがですか?」などレクチャーしていないところの気遣いも。そんな言葉が出てきて、大人のやりとりをよく観察していることがわかります。
買い足した非常商品を発表
非常商品としてうさぎさん班が選んだのがレンチンのお米やお粥。「お粥はチンしなくて食べられる」と大人顔負けな意見も飛び出します。他にもTシャツを選定。「服がないときに着替えられるから」と防災時の衛生を考えた意見でした。
一方のパンダさん班も歯ブラシと液体歯磨きを選定。「歯磨きしないと、むしばになっちゃうから」という理由を伝えてくれます。マキロンなどの怪我をしたときの塗り薬。子どもたちなりに有事に必要なアイテムを選んでいました。
防災コップづくり、ランチタイム
スタッフによる実演を見ながら、新聞紙を使って、紙コップの代用品を作ります。みんな真剣にお手本を見ながら折り紙を折っていました。最後は、ファミリーマートが提供するランチでお食事。感想を言い合いながらイベントは終了。
すっかり同じテーブルの子どもたち同士打ち解けて、たのしく過ごした印象でした。
子どもたちとその家族が、防災について考える良いきっかけになったのでは、と思います。
イベントの公式ページはこちらです。