目次
- 「ドンツキ」とは?そして、曳舟の魅力とは?
- 【イベントレポート】ドンツキを巡る旅へ!
- 歴史を感じる小村井へ
- フィナーレ:曳舟駅へ帰還
- 今回参加できなかった人もぜひ!!伝説の宴、復活!「ドンツキ花見2025」開催決定
- イベント詳細
- 会場アクセス
「ドンツキ」とは?そして、曳舟の魅力とは?
東京都墨田区・曳舟エリア。その中でも特に昭和の風情が残る京島(きょうじま)で、街の奥深さを探るユニークなイベント「ドンツキクエスト in 曳舟 feat. 向島EXPO」が開催されました。
「ドンツキ」とは、行き止まりになっている道のことです。京島エリアは戦災を免れた木造住宅や長屋が今なお残り、入り組んだ細い路地の先に、数多くの「ドンツキ」が存在しています。今回のイベントでは、そんな「ドンツキ」を巡りながら、京島・曳舟の街並みや歴史、そしてそこに息づく文化を体感しました。
案内役を務めたのは、京島の文化発信のキーパーソンである後藤大輝さん(以下、後藤さん)と、ドンツキ協会の会長である齋藤佳さん(以下、齋藤さん)。お二人の視点で語られる京島の長屋やドンツキにまつわる物語に、参加者たちは次第にこの街の魅力に引き込まれていきました。



【イベントレポート】ドンツキを巡る旅へ!
スタート地点:曳舟駅集合
3月某日、曳舟駅に参加者たちが集まりました。時計の針が13時半を指すと、齋藤さんと後藤さんの先導で「ドンツキクエスト」がスタートしました。最初に向かったのは、京島エリアです。
曳舟駅周辺の再開発エリアを歩きながら、次第にディープな京島エリアへと足を進めました。高層ビル群から一歩奥へ入ると、細い路地が入り組む、昭和の面影を残した街並みが広がっていました。


どんつきの先に広がる、京島の長屋文化
京島の魅力のひとつは、今なお残る長屋文化です。細い路地を進み、ドンツキに突き当たるたびに、昭和の香りが色濃く漂います。
後藤さんが手がける長屋プロジェクトについての紹介もあり、海外のアーティストが滞在する長屋や、“けん玉横長”の長屋といったユニークな建物を実際に見学しました。
また、道中では「雨水市民の会」の参加者による公園や住居にある「天水尊(てんすいそん)」の解説もありました。昔ながらの水の活用法や防災の知恵についてのお話は、大変興味深いものでした。



撮影:筆者
元パチンコ店が福祉施設&ホテルに?キラキラ橘の未来
京島のランドマーク的存在ともいえる「キラキラ橘商店街」には、かつてパチンコ店だった建物がありました。現在は空き店舗となっていますが、後藤さんはその跡地を福祉施設兼ホテルに改装するプロジェクトを進めているそうです。
「この街の文化を守りながら、新しい価値を生み出したい」という後藤さんの言葉に、参加者の皆さんも大きく頷いていました。



歴史を感じる小村井へ
ドンツキを巡る旅は、後半戦へ。後藤さんの事務所から歩きながら、小村井方面へと向かいました。
道路の下にはかつて水路が?小村井の歴史探訪
京島を抜け、小村井へと向かう途中、「かつてこの道は水路だった」という話が飛び出しました。
「普段何気なく歩いている道も、かつては舟運に使われていた」と聞くと、驚きとともに不思議な感覚に包まれます。さらに、この地域に先祖代々住む参加者のひとりからも、貴重なお話を伺いました。
「昔はこのあたりはもっと水が多く、祖父の世代は舟で移動するのが当たり前だった」とのこと。何気なく歩いている街にも、目に見えない歴史の痕跡が残されているのだと、改めて感じました。

フィナーレ:曳舟駅へ帰還
小村井から亀戸線に乗り、再び曳舟駅へ。気づけばすでに17時を過ぎ、約3時間半の濃密なツアーは幕を閉じました。
このイベントを通じて、「ドンツキ」という何気ない風景の先に、京島・小村井の文化や歴史、そして未来への展望が広がっていることを実感しました。
曳舟・京島の街は、まだまだ奥深いです。
次にこのエリアを歩く際には、ぜひ「ドンツキ」に注目してみてください。思わぬ発見が待っているかもしれません。

今回参加できなかった人もぜひ!!伝説の宴、復活!「ドンツキ花見2025」開催決定
春風がそよぐ4月、あの伝説のイベントが5年ぶりに帰ってくる! 「ドンツキ花見2025」 が 4月5日(土)13:00~、東向島の“公園ドンツキ”こと 「東向島6丁目こども広場」 にて開催決定!
貸し切り感覚で楽しめる、まさに穴場のベストロケーション。迷いながらたどり着く公園ドンツキで、気ままに春を満喫しましょう。

イベント詳細
日程|4月5日(土)13:00スタート(※雨天中止)
終了時間|16:00ごろ or 寒くなったら撤収
参加費|無料! 飲み物・食べ物は持ち寄りで🍙
持ち物|レジャーシート(※運営側でも用意しますが、持参歓迎!)
「ドンツキスピリット」を感じよう!
持ち寄りOKのフリースタイル花見。 当日賞味期限を迎える食品は、ドンツキ的にベストチョイス!近くのスーパーで追加買い出しもできるので手ぶら参加も安心。
会場アクセス
場所|公園ドンツキ(東向島6丁目こども広場) 東向島6-24-1
アクセス|東向島駅から徒歩5分
バス|押上発「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」(¥100)
北西部ルート6:長浦神社前 下車、徒歩3分
迷いながらたどり着く、それがドンツキ花見の醍醐味!
この公園へ続く道はたったひとつ。迷っても、それもまた楽しい春の思い出に。
5年ぶりの復活を祝して、ゆるりと春を楽しみましょう。
お花見の名所とはひと味違う 「ドンツキ」ならではの特別な時間 を、ぜひ一緒に。