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3月27日、キラキラ橘商店街にある「すみまめ カフェ」で開催された、ママ向けオンラインスクールnanoniが主催する「nanoniのママお茶会 〜イラっとをクスッとに変えよう〜」に参加してきました。本イベントは、子育ての中で感じる“イラッと”を和らげ、前向きに捉えることを目的としたお茶会です。

小児看護専門看護師・鶴巻香奈子さんの登壇
ゲストとして登壇されたのは、小児看護専門看護師の鶴巻香奈子さん。(以下鶴巻さん)「問題が発生する前に気軽に雑談ができる場所を作りたい」という思いのもと、療育を中心に活動されているそうです。
今回は、鶴巻さんとともに子育てプログラム「ACT(アダルトアンドチャイルドトゥギャザー)すこやか子育て講座」を体験しました。お茶を飲みながら、子育てにおいて重要な感情のコントロールについて学びました。

ACTすこやか子育て講座とは
ACTすこやか子育て講座は、0歳から8歳までの子どもを持つ親や養育者を対象としたプログラムです。講座では、以下のようなテーマを学びます。
- 子どもが理解し、できることは年齢によって異なる
- 子どもが暴力や虐待に巻き込まれる仕組みとその結果
- 怒りの理解とコントロール方法
- 葛藤を効果的に解決する方法
- うまくいくしつけの方法
- 電子メディアの影響をどう抑えるか
- 親は子どもにとって最高の先生であり、保護者であり、代弁者である
この日参加された方々は、子育て中やお孫さんの育児に携わる方が中心でした。

体験プログラム
まず、参加者同士で自己紹介を兼ねたアイスブレイクを行い、その後、共通点を探すゲームで場を和ませました。
続いて本題へ。この日の“イラッとした出来事”をシェアする時間が設けられました。意外にも、子どもよりも伴侶に対する“イラッ”が多く、「子どもと手ぶらで公園に行くつもりだったのに、テントまで持って行くことになった」といったエピソードが飛び出しました。そういうときはイライラを態度で見せたりするのではなく、突然のテント持参に驚きながら「自分が持って行くことになったことで驚いている」と伝えるのはどうか、といった解決策を鶴巻さんが提案。参加者同士でも意見交換が行われました。
また、子ども視点で物事を考えるシミュレーションも体験。2人1組になり、ペンを取られる側・取る側を演じ、感情の動きを確かめました。実際の育児場面で役立つ気づきが得られ、他の参加者と対話することで新たな発見もありました。「何かを借りる前に一言声をかけることが大切」という学びが、日常生活においても役立つヒントとなりました。


まとめ
子育てを終え、お孫さんの世話をする立場の参加者からは「子どもは親の期待のために生きているわけではない、別の存在として接することが大切」という言葉があり、多くの方が共感していました。
また、鶴巻さんは心理学者エリクソンの言葉を引用し、「少し嫌なことがないと成長できない」と語りました。親も子どもも同じ人間として、共に成長していくことの大切さを改めて感じる講座となりました。
日々の子育ての中で、イライラすることはつきものですが、それを「クスッ」と笑える時間に変えることができた、心温まるイベントでした。
